をー、まぁそうかもね。
これまで、ご近所ミステリーというカテゴリーでいくつか書き留めた気になるひとたち。
バックナンバーを見ると、①シェフスタイルでミスドに出没する謎のおじさん、②スターバックスで見かけた、前髪トサカ状態の熟女、③近所のお寺で、本堂を過ぎた後、何もない空間に向かって謎のお辞儀をしていたおじさん、④セルフ式カフェのカウンターでよく待ち合わせている40代男女、⑤白いフリルのエプロン姿で、頬杖をつきながら通りを凝視する喫茶店のマダム・・などがおられました。
その後、それぞれの方をお見かけして、一部謎が解けたりもしたのですが、ここに書いてみても、「なんのこっちゃ」になると思うので控えようかなと。
謎だった光景は、何度か目にするうち、お馴染みの風景というか、ここで暮す日常の証明みたいになっていて、見かけると「あ」とか「お」と思うものの、謎自体は別に解明されなくてもよくなっていたのでした。たぶん、クラスや職場で出会う様々なひとに、最初は強烈な印象で圧倒されて、すべてが謎めいて見えるのに、そのうち知り合いになって馴染んでゆく安堵感のような・・・・
写真は、ご近所の名物?大仏さまをイメージしてみました。
をーそうだったのか。
階段を下りてすぐ・・・だからこそ、随分遠い存在だった、階下のお店。
外から見ると、店舗の奥行きはわたしの部屋の半分ほどで、残りのスペースは物置とガレージになっている1階。階下からの水道の音などを聞きながら「下はどうなってるんかいなぁ・・」と気になりつつも、大家さんから「有名な料亭にいたひとが独立してお店をやっておられるので味は間違いない」と聞いて、なんだか余計に足が遠のいてしまっていました。
その店に、ついに先日、友人(あまり気乗りしない様子でしたが強引に誘って)とランチに行って来ました。
席に座ると、いつもわたしが上り下りしている階段の傾斜が丸見えなのですが、短冊のお品書きは素材、内容とも一流料亭のそればかり。その中で比較的お手ごろな「京風煮麺」1800円(!)と、ちょっと贅沢に「穴子白煮とじ丼」2300円(!!)を注文しました。
感想・・・わたしがのんべんだらりと暮している間、日々、階下でこんなに手の込んだ料理が作られていたなんて恐縮です。同じ上下水道を使っているのに・・・なんでしょう、つけ合わせの浅漬けや緑茶からして手抜きのない味といいますか。赤坂や祇園なぞに行かずとも、一流の味は真下にあったのですねぇ(って、そもそも行ったことはないんですけど)。ただ、緊張しながらも、鉄製のお猿の手と尻尾で連結する民芸品などを眺めていると、懐かしい気分にもなりました。
煮麺の上にはお煮しめや生湯葉などいろとりどりの具がのっていたのですが、その中の、厚焼き卵の中の濃い緑のつぶつぶがきれいなので「これは何ですか?」と尋ねたら、「キャビアです」との答えが返ってきました。二度、聞き返しました・・・
をー、それは愛ですか。
巷で、ある程度年配の男女が手をつないでいるのを見ると、全員が不倫なのだと思ってしまう、「男女の機微オンチ」のわたしですが、近ごろ、行きつけのセルフ式カフェのカウンターでよく一緒になる40前後の男女二人連れがいて、ちょっと気になっています。
断片的な話から(盗み聞きというより、「かえるの歌」のように聞こえてくるのです)、彼らは同居していない=夫婦ではない、そう頻繁に会っているわけではない=恋人ではない?という段階までは分かっています。
彼らはほぼ毎回、カウンターの、コーナーのひとり席に女性が、その90度の位置(カウンターの端)に男性が、それぞれ鞄を膝に載せて、それを抱くように背中を丸めてしゃべっています(わたしは彼らを見るときはほぼ毎回、彼女のトイメンの角にいます)。
女性の声が、なんと表現したらよいのか、曲線に沿って書いた文字のようにふわふわ浮いているのです。吉田日出子さんと安倍元総理、アンガールズの田中さんの声をミックスしたような。ふんわりしているのに粘着質というか・・・。で、先日、8コママンガ(すいりもの、というタイトル)の3コマ目に彼女をモデルにしたひとを描きました。ぱっと見では目立たないのに、会話をきけば、あ、またあの二人か、となります。今日もそうでした。
「なんだよぉ。そんなにじろじろ見るんじゃないよぉ。やんなっちゃうよぉ」(連れの男性が見つめていたらしい)
「こないだの地震、あんなのあったらあたし、眠れないよぉ。まいったよぉ。次の日起きれんくて会社に行けないよぉ」(だったら、車で送りに行くけど、と連れの男性、答える)
以上の発言から、彼は彼女のことを好きらしいです。わたしも、彼女の、なんとも表現しがたい存在感にだんだん惹かれつつあります。でも・・・彼女はひょうひょうとしている。
別の席の女性四人組みが「ビリーが」「ロデオボーイが」と、間をあけず、実に具体的な話をしていたのに対し、この男女はだらーっと、間がほとんどをしめています。カウンター角の同じ席で、以前、70代くらいの男性二人が、森鴎外についてぽつぽつと語っているのを目にしたこともあります。なんていうか、手をつなぐカップルより、手をつながない「二人でコーヒーを」の風景が、好きだなぁ。
¥の話。
連休中から銀行関係を先延ばしにしているうちに、財布のお札が0枚、あとは小銭だけに。たしか貯金箱に500円玉があったよなぁと小学生のように思い出しつつ迎えた金曜日。
締め切り前なので、夜まで通しで仕事をして、世間での夕食時に気分転換に外へ。二つ折り財布の小銭と、がま口の中の小銭だけど、ミスドのドーナツくらいは食べられるかな、と財布のポイントカードを取ろうとしたら、レシート類や割引券の間に、二つ折りの野口英世さんを発見。ええっ、なんてラッキーなのでしょう。
そこから気が大きくなって、翌朝はモーニングを食べに行き、夕方にはベックスコーヒーであんぱんを食べ、コンビニでスポーツドリンクやカップ麺、菓子類を買い、「もう残りは数百円だろう」「そろそろやばいだろう」「今日は銀行で引き出せないし困ったな」と、こわごわのぞくと・・・・財布には野口さんがまだ手付かずで入っているのです。あれ?いろいろ買い物したりお茶飲んだりして、気持ち的にはとっくに使ったはずなのに・・・
ポケットの中のビスケットがたたいたら倍になっていくというあの唄のようです。使ったはずになっても翌日にはまだそこにある野口さん。
そうして数日が経過して、本日、その野口さんをついに、あれから3度目のミスドで本当に使い、残りの数百円で夕飯の食材を買いました。それでも残金500円強・・・
たぶん、誰かと割り勘にしたときに返してもらったか、払うつもりでレジで出したもの「出すからいいわよ」と返されたかした千円札だと思うのですが・・・いずれにしろ、へそくりっていいもんだなぁと痛感。というより・・・いったい金曜の時点で、小銭の総額がいくらだったのか、謎です。
ミセス喫茶店。
近所、といっても徒歩12~3分のところですが、白とグレーを基調にした喫茶店があります。出窓にアートフラワーやトールペイントが飾られた店内。裏通りとはいえ、有名な神社にほどちかい店舗なので、毎日数多くの観光客が通っているはずですが、これまでわたしが見た限り、一度として客が入っていたためしがありません。
問題 さて、どうして客が入っていないのでしょう?
答え・・・入り口すぐのカウンター席(ドアから約1m)で、マダムが頬杖をついているから。白いフリルエプロンの彼女はアンニュイ・・・を通り越して、「客来ないかしら」「なんで来ないのよ」という、怨念に近い眼差しで通りを見ているから。
最初に通りがかったときは、「なんか絵になるなぁ」と振り返ったのですが、二度、三度となると・・・経営の心配までしてしまいます。
週末、この界隈はあらゆるカフェ、喫茶店がほぼ満席になるので、「まぁ、ものは試しに・・・」と何度かトライしようとは思ったのですが、店に近づいてマダムと目が合いそうになると怖くて素通りしてしまいます。DCブランドブームの頃、ハウスマヌカンの目線を気にして店に入れなかった、あの怖さとは別物なのです。
先日、友人を誘ってみたのですが、「客が入っていないってことは、あの店のコーヒー豆は酸化して味が落ちているはず・・」と拒否されました(断られて、なぜかホッとしているわたしがいました)。
要は、あの席にマダムが座らなければいいだけだと思うのですが・・・せめてカウンターの奥の席で新聞を読んでくれたらましかなぁと。いっそ猫を飼うとか、店の一角でトールペイントを実演しているというのはどうでしょう。結局のところ、客が入りやすい店というのは、客がいなくても安定して時間が流れている(と思わせてくれる)趣なり雰囲気のある空間なんですよね。とりあえず、店主が腕組みして外をにらんでいるところは、わたしの場合100%迂回なので、「頬杖」程度ならまだオッケーかなと思うんですが・・・。
この原理に、マダムが気付いてくれることを祈ります。
*本日のマンガに登場する『人生ゲーム』で扱われる金額についてはうろおぼえのものです。
ゆくゆくは、すべての謎が解き明かされる。
以前、ヒーローが登場するようなテーマソングが窓の外から聞こえる・・・あれは何だろう・・という話を、この「ご近所ミステリー」の枠で書きました。
実は最近になって、二回ほど現物をこの目で見ました。北海道3・6(だったような)、直送、絞りたて、などと聞こえたので牛乳の配達車だったようです。どうして音楽が詳しく聞こえない内にフェードアウトしてしまうのか、前はわたし、カーブになっている地形のためだと思っていたのですが、違うんですね。石焼いもやラーメン屋台のように誰彼なく売っているわけではなく、会員の家の前に到着したときに、インターフォンを押す代わりに合図として鳴らしているようなのです。だから、イントロと、「こんにちは、こちらは北海道・・・」という声あたりで終わっても充分伝わるのでしょう。
でも・・・北海道直送って、どれだけ遠い道のりをあの車は走ってきているんでしょう。え?やはり羽田までは空輸でしょうか。車のナンバーを見るのを忘れていたのですが、そりゃ、そうですよねぇ。でも、いつも日が暮れてから、だいたい7時半ごろにこの界隈にやってくるようなので、日中ほうぼうを配達して回っておられるのでしょう。わたし、普段は牛乳を買わないのですが、一度、あのヒーロー牛乳を飲んでみたい気もします。それにしても、会社名も「牛乳」という単語も口にしないのはどういうわけでしょう。おおやけにできない理由か生協さんへの遠慮などがあるのでしょうか。謎が謎を呼ぶ・・・
*さて、ここのところ時どき戸坂ヒヨが登場しますが、彼らを使っていずれ、化粧品・健康食品などの販売促進の仕事をしてゆこうかと思っています。以前、コラーゲンの試飲販売会に出かけたのもその関係なのですが、京都の山里のほうに、とてもユニークな工学博士(話を聞く限り、バックトゥーザヒューチャーのドクそのもののイメージです)がおられて、彼が開発したシンプルかつ品質にこだわった基礎化粧品(ご本人が大鍋で炊いて?作っているとか)を売り出してゆこうという話になっているのです。その化粧水と美容液は香料も防腐剤もない、水に近いものですが、塗るととぅるん、となります。今、わたし自身がモニター体験中ですが、よさそうだったら四コマでPOPや冊子を作ろうかな、と思っています。とりあえず、今わたしの一番の謎であり楽しみは、その日本の「ドク」がいったいどんなひとか、なのであります。ちなみに彼の開発商品には「BIG BEN」(商品内容は名前から想像してください)などという小林製薬もびっくりのものもあるそうな・・・。
連休中に・・・
わたしの部屋ではまだ時々、電気ストーブが活動していますが、もう5月なんですね。そういえば足裏に汗をかくようになってきました。
今日から慌しい日が続きそうです。
さて、お知らせというかご報告です。以前、ご近所ミステリーで「下の階の謎」として書きましたが、わたしの部屋の下のお店。ガイドブックを手にした人が時折訪れているらしく、実は隠れた名店では?というあの謎ですが、先月末、家賃を支払いに行った折、大家さんに尋ねてみました。
「そうよ、4,000円も出せばいいもの食べられるわよ」と大家さん。
「○○っていう精進料理の店、ご存知?あそこで修業した方がやってらっしゃるの。味は確かよ」と大家さん。
「上の階のものです、って言えばあなた、部屋まで持ってきてくれるわよ。そこらの出店で食べるくらいなら、よっぽどおいしいわよ。一番高いのでも五千円だから」と大家さん。
「あの、にゅうめん、と表のメニューには書いてありますけど」とわたし。
「それは、一応軽い昼用に出しているだけで。でも、上に載っているものは本物よ」と大家さん。「ぜひ、行ってごらんなさいな、味は確かよ」
「はぁ、じゃ、ぜひ・・この連休中にでも」
連休は終わってしまいましたが・・・そのうちチャレンジしようと思います。ちなみに、ご近所割引はあるのでしょうか?だいたい四千円(1人分)、高くて五千円って・・・こわいよぉ。だって、うちの下なんですよ。言っては悪いですが、狭いし古いし、トラックが通ると揺れるんですよ。それで四千円ですかぁ。うーん。勇気が出ないなぁ。
でもいつか、そう遠くないうちに挑戦してまたご報告します(って、誰も待ってないでしょうけど)。
下の階のなぞ。
いろんな不思議を見物してきましたが、最大の謎のひとつが下の階なのです。
わたしの住む建物は一階に仕出し弁当の店(?)があり、ちょうど部屋の真下にあたるので、同じ床面積だと思うのですが・・・下のお店、店内で飲食もできるらしく、にゅうめん、押し寿司などのメニューが並んでいます。
越してきた当初、そのお店あての郵便物が何度か間違ってうちの郵便受けに入っていたことがあり、それを届けたときに目に入ったのは、小学校の教室にあった机と椅子、のようなかわいらしい座席でした(ドアが斜めにつけてあるので奥までは見えず)。郵便物のなかに、旅雑誌(貴店掲載号というスタンプが押してあったのが最大ポイント)らしきものがあって、以来、なんだか気になっているのです。
昨日紹介した本の話題とは逆で、こじんまりしてひっそりしているけど、実は、真下にあるのは「知るひとぞ知る名店」では・・?
別の日に、60代らしきご婦人方が連れ立ってガイドブック片手に、「ここかしら、きっとそうよ」などと言いながら店内に入ってゆくのを見ました。またあるときは、若いカップルが夜、「まだやっていますか」と駆け込みで店に入るのを目撃。なにより、干ししいたけをもどしただしを砂糖・みりん・醤油で煮たような甘からい香りが時おり漂ってくるのです。うーん。実家のそうめんつゆを思い出します。
では、そんなに気になるなら、なぜ入らないか?ですよねぇ。でも、ひとりで行くのって、しかも真上に住んでいて、しかも今さら・・・と、いろいろあるんですよ。
とはいえ、いつかこの部屋を去る前には一度、挑戦したいと思っています。とりあえず月末、家賃の支払いで大家さんと話すときに訊いてみようかと(さっさとそうしていればよかったのですが・・・)。
再会pumaおじさん、そして傘おじさん。
あれからもうひと月。今日は、2月21日と23日の「ご近所ミステリー」の記事のつづきです。
ミスドで遠い目をしてタバコをふかしていた、イッセー尾形の演じるおじさん似(でも営業中の顔は車だん吉)の、黒豚ハムの販売員。彼がこの街に帰ってきました。紙製のシェフ帽をかぶっていないため、エスカレーターに乗った時点では気付かなかったのですが、なにげなく見下ろした視界に、pumaのスニーカーがぽんと飛び込んできたのです。前回とは違って白に黒ラインのモノクロタイプ。シェフ服の襟元から覗いている白×黒ギンガムチェックのシャツと合っていて、かなりイナセです。ただ、一点、黒々した髪型(レゴブロックの人みたいな)が、もしや人工物?という疑いが浮上しましたが・・・(それについては追求しないようにします)。
その後、買い物を終え再びエスカレーターで1階へ下りたところでpuma氏が食品売り場のパントリー(銀の観音扉の向こう)へ入っていくのが見えました。こなれた感じで、勝手知ったる現場ってな様子。「この職場に慣れたんですねぇ」とおせっかいにも安心したわたしです。
さて、そんな再会ドラマ(一方的にですが)の後、帰り道でのことです。
午前中雨だったので、前を歩く会社員らしきおじさんが傘を持っていたのですが、持つ、というか、肩に先端(持ち手ではない方)を乗せていて、「バッキンガム宮殿の衛兵」っぽい感じ。そのバッキンガムおじさん、寺の境内を通過するとき、本殿の前でくるっと回って、ちょこんとこうべを垂れたのです(肩に乗せた傘も一緒にぺこり)。その後、清めの手洗い前で一礼、寺を出てすぐの橋の真ん中で川に向かって一礼すると、その後おじさんはすたすた歩いてゆきました。
本殿に一礼は分かりますが、あとの二ヶ所での一礼はなんだったのでしょう。なにかのまじないか?いずれにしても、あの様子では帰宅するまで傘、衛兵のままでしょうから、玄関を入りかけてつっかえてようやく「やだぁ、お父さん傘、かさ」ということになるのかもしれません。おそらく彼の家族は知らない、愛らしいお父さんの後姿をわたしは拝ましていただきました。
*結局、pumaおじさんは翌日に黒豚ごと姿を消していたので、ミシン針に毛糸を通すような確率(なんか、そういう例えありませんでした?)の再会だったようです。というかまた黒豚を買えず・・・来月こそは。
女を見るおんな。
おとといの四コマ、「のっぺり」に登場したカールの女性について、忘れないうちに書いておきます。まだ、彼女とは二度しか会っていないので、その後の情報はないのですが、現段階の状況をメモとしてここに書きとめておきます。
その前に・・・スターバックスでコーヒーを飲む女、というのを「スタバ女」というのをご存知でしょうか?吉田修一さんの芥川賞受賞作『パークライフ』
を読んだ人から、「あんた、スタバ女だから」と、ことある毎に言われたのですが、なんでしょう、すましてひとり、小説片手に豆乳ラテを飲む女のことでしょうか。
さて、四コマに登場した見事なカールの美女、スターバックスでひとり、コーヒーを飲んでおられたのですが、その姿が妙に目立っていたのは、彼女の髪型だけじゃなくて、良すぎる姿勢ではないかと、今思い返しています。スタバにいる人は連れがいるならしゃべっているし、一人なら勉強しているか本を読んでいるか、がほとんどなので、だいたい前傾姿勢の人が多いのに、三沢あけみ風の彼女はテーブルに対して上半身が直角でした。
トサカの高さからして、素人とは思えない。でも、自家製の髪型っぽいので、おしゃれな主婦かもしれない。立ち上がった彼女は、ミニスカート+透ける黒ストッキングでした。とりあえず熟女フェロモンが出ているのは確かなのですが・・・この街はそういう魅力を披露するには少し、場違いなのです。
印象に残ったので、「今度四コマに描こうかな」と思っていたら、翌日市役所の前で再び彼女に会いました。30メートルくらい向こうから歩いてくるのが見えた時点で彼女だと分かったのは髪形のせいです。すれ違いざま、ベルトで強調した細いウエストと、タイトスカートからの黒い透けストッキングの美脚に釘付けになってしまいました。
ちょうどそのころ、昼の小堺さんの番組に、スター錦野氏が出ていたのですが、彼、身体を鍛えているらしく、ウエストが細く足が長くて、またそれを強調するために上のニットをズボンにINして、ウエストにベルトをしていました。それを見て、例のカール美女と、なぜかペアにした図が浮かんだのは、彼らのウエストマークのシルエットが、変身ヒーローものの男女っぽかったからでしょうか。
さて、ご近所ミステリーのカテゴリーにこの話題を入れたのは、前回、3月5日に書いた、「この界隈のスナックの、ママやチイママを見たことがない」という疑問の答えが、彼女なのではないか、という推理なのです。もし、あの人がママさんなら、その店に行ってみたいです。ナチュラルなファッションの方が多いこの街で見るには、あまりに異質な美女。実はもうひとり、この街にはオードリーヘップバーンにそっくり(マイフェアレディの時の)なプードル連れ女性もいるのですが、彼女と双璧をなす存在感です。でも、三沢美女の方が少し、薄幸なにおいをただよわせているような・・・
また、会いたいです。
連日の、よっぱらい問題。
花粉症の本格シーズンですね。テレビなどで発表されているように、症状が出るのは早かったものの、今年はあまりひどくないような気もします。とはいえ、洗濯物を室内干しにして、換気は風下のドア・窓を開けてしのいでいますが・・ガスコンロ上や浴室の換気扇を見上げ、「こっからも入ってきてるんじゃないの?」と疑っています。
長年の花粉症との付き合いですが、わたしはまだ一度も「超立体マスク」(鼻先が尖っている)には手を出していません。ガッチャマンマスク(ヘルメットカバーのくちばしに似ている気が・・)とわたしは呼んでいますが、あれに手を出したら、花粉症だと本当に認めるようで(って・・矛盾しているかもしれませんが、気のせい・・と毎年思いたいものなのです)・・。ちなみにわたし、スギ・ヒノキだけじゃなく、ブタクサにも反応するようです(認めてませんけど・・ブタクサ、電顕図を見たら卒倒します。イガイガで・・悪の手下の集団みたい)。
さて、昨日のよっぱらいの歌声の謎なのですが、その後思い当たるフシがあったので追記します。
この街で百貨店系スーパーといえばそこだけで、事務用品や家庭用品も含め買い物にはよく足を運ぶのですが、いままでずっと、目に入っていたけれど足を踏み入れたことのない領域が地下でした。地下への階段は業務用搬入口の隣にあって、一見すると地下鉄乗り場(それも終電より早くシャッターが下りる出入口)のよう。黄色い電球で囲まれた外看板に、B1スナック横丁○○とかいう案内とテナント紹介があり、中にはカラオケスナック、という文字がいくつも・・・。いつも、自分とは別世界だと無意識に切り離していたのです。昨日の記事を書いてから買い物に出かけて、「あっ」と、パズルのピースがつながりました。でも、そこで働いているらしきママやチイママ風の方を見たことがなく・・(しいて言えば、オードリーヘップバーン似の人なら何度か目にしたのですが・・これは別件ミステリーなのでまたの機会に)。
わたし、閉所恐怖症気味で、飛行機のトイレや長距離バスのトイレ、カウンターのみの喫茶店の奥のトイレ、などに行けないので、あの狭い地下階段はどうも今後も踏み込めなさそうなんですが・・・店内の幅広い階段を使ってなら地下をのぞけるかも。看板を見る限り、近づけそうな雰囲気の店はないのですが、でも、せっかくなので今度挑戦してみます(この件について今後うやむやになった場合は、結局地下に近づけなかったんだな、とご理解ください)。
*花粉症でつらい方におすすめなのが・・マスクの内側につけるウェットシート(カネボウ)です。マスク→ウェットシート→ティッシュを折りたたんだもの、を鼻・口にあてると随分楽だし、垂れっぱなもこわくない!
たびかさなる酔っ払い。
深夜、1時半から2時ごろ。突如響き渡る、よっぱらいの歌声。静まり返った道路ではエコーがかかっています。眠れない夜などは、「日付が変わっても昨日をひきずっている人」の気配はありがたいものだったりしますが、でも、いつも歌声にはびっくりしてしまいます。
わたしの部屋の前の道路は建物のすぐ先でカーブになっているのです。その、スターウォーズのロゴのS、に似たカーブのせいで、音が突然聞こえたり、消えなくなったりするようです。救急車の音が短調にねじれるのも本当に、一瞬なんですよ。
だから、酔っ払いの歌声も不快を覚えるまえにすぅっと止むので迷惑ではないのですが、ひとつ謎があるのです。
わたしの住むこの街は、観光地で昼間は賑わっているのですが、商店街はいくら混んでいても午後6時でほとんどが閉店します。最初の頃、あっけにとられましたが、わたしはたかをくくっていたのです、「本当は、地元向けの店はどっかで開いているんでしょ?」と。でも、正真正銘、この街の人は6時で店を閉めるのでした。飲食店は8時半~9時。8時半には暖簾はもう店内に入ってます(ようやく先日0時まで開いている店をネットで見つけて感動したくらいです)。で、ある店で、客と店員がこんな会話を交わすのを聞いてしまいました。「ここらの人って6時に店を閉めて、どこ行くの?」たとえば数駅先の繁華街で遊ぶのか、という尋ね方だったと思います。でも、「いえ。みんな6時に家に帰るんですよ」と。
では、あの深夜の酔っ払いたち(歌声の主は老若男女かかわらず、ほぼ単独)は、どこで飲んでいるんでしょう?もし、そんな遅くまでやっているごきげんな店があるなら教えてほしい。非難しているのではなく、本当の興味で。もしくは、どこか都会で飲んできて、終電で帰ってきたのか?とも考えますが、それにしては駅からこのあたりまで、千鳥足では十分くらいかかるんじゃないでしょうか。その途中で酔いも多少さめそうなものなんですが・・・。でも、このあたりの深夜営業よりは、後者(終電)の可能性大ですかね、今のところ。
*今話題のリアディゾンさん、わたしには「マリアン」に見えますが・・・どうでしょう?あと、韓国ドラマ「夏の香り」の主役の人は矢部浩之さんに見えてしまいます。そしてわたし自身は、自分が綿棒に似ている(首から上)ことに今日気付きました。今日のおまけ・・・相似形のひとびとを集めたサイト、あるんですね。「さかなくん」と○○、琴光喜と○○、にふふっとなりました。http://homepage.mac.com/kamba/issue01.html
ルート。
昨晩、窓の外で一瞬、昔のヒーローが登場する時のテーマ曲のようなものが流れていました。最近時おり耳にして、気にはなっていたんです(聞くと高揚するというか、無性にわくわくするのです)。
あ、またあの曲、と思って耳をすますと、昔の、万博の様子を伝える番組のナレーション女性みたいな声が「みなさま、お待たせしました」と言うのです。うちの部屋の前を通ってすぐカーブなので、その後、音が急速に小さくなって続きを聞いたことないのですが、あれ、何なのでしょう。
京都にいたころは、家にいて聞こえるメロディといったら、ロバのパンでした。ぱっかぱっかぱっかぱっか、とひづめ(録音)と陽気な音楽が聞こえたらダッシュして甥っ子と二人で追いかけてました。牡丹の花みたいな形の蒸しパンとみたらし団子を買いに。
もし今、この街でもそういうパン屋さんが来たら追いかけるつもりですが、ちょっとあぶないかなぁ。繰り返しますが、うちの部屋の前はすぐカーブで、車の往来が結構あるので。
ひとつ、アイデアなのですが、人力車の人がパンを売るというのはどうでしょう?彼らは、地域の人と積極的に交流をはかり、人力車を路肩にとめる代わりに、周辺の掃き掃除や礼儀正しい挨拶をされているようです。ようです、というのはわたしもよく「こんにちはぁ」と声をかけられるのですが、それが地元民と分かってなのか「客」への声かけなのか微妙で・・。でも、客待ちをして暇そうな彼らと目が合うとちょっと気まずい(スーパーで実演販売の人を迂回してしまうあの感覚)。人力車はよく、この部屋の前を通って向かいの寺の由緒を説明したりしているのですが、その時パンを売ってくれたりしたら結構便利じゃないかと。『滋養・人力パン』とかいうネーミングで、なんかパワーでそうじゃないですか。「こんにちは、人力パンひとつ!」「まいどぉ」と、わたしも人力車に乗らずして人力車の人と目を合わせて話せそうなんですけど。(で、乗車中パンが売れたら人力車の上のお客さんの料金が下がって一石二鳥)
*人力車のひき手には女性の姿も。大人二人を乗せてこないだ軽快に走っておられました。
ちいさなドラマの最終回。
過日、ミ
スドで注目していると書いたビストロおじさんですが、あれから動きがありました。その日はカプチーノが飲みたくて、ミスドではなく、スターバックスに向かったのです。スタバの隣は百貨店系列スーパーで、通りしな、食品菓子売場をガラス越しに何気に見ていて、頭二つ分そびえているあの帽子が目に飛び込んできたのでした。
入口すぐのエスカレーター横は期間限定の名産品コーナーです。その一角で、彼は黒豚のハム・ソーセージを 売っていました。というか、その光景なら買い物のたびに前から何度も目にしていたのです。「あ~、あの人はあの人だったのか」と納得しようとするも、心のそわそわが収まらず・・。スタバからの帰り、予定もなかったのにスーパーに立ち寄ってみました。
「いつまで?」 「今日で終わり。うん、もうね、帰っちゃうの」 「あらー、ほんとぉ」
店員のおばちゃんと彼は気安く話していました。イッセー尾形に似ていたはずの顔は、よく見ると車だん吉似。営業のお題目をとなえ、気前のいい笑顔です。エスカレーターで二階へ向かいながら見下ろすと、足元は例のpuma(キカイダーの配色)でしたが、シェフの帽子はぺらぺらの紙製でした。
働いているときの陽気な顔もいいですが、ミスドでの虚空を見る顔が幻とも思えず・・・。そういえば昔からレコードでもB面の曲の方が好きでした。「他人」が「知人」になり、「友人」「好きな人」になるのって、たいていその人のB面を見た時なんですよね。ミステリーはちゅうぶらりんで幕を閉じましたが、あの人はまたこの街にやって来るはず。そのときは黒豚ハムを買ってみたいです。
平日のミステリー。
このブログ、夏休みの
絵日記の逆で、先に書きためてます(毎日更新は予約投稿できるシステムのおかげです)。日記はもちろん、食生活改善や骨盤体操のたぐいもこれまで続いたためしがないので、ブログもひと月が勝負かと。
そんななか、続いているといえば夕刻のミスド通いです。ラジオっぽいBGMのボリュームが絶妙で、ログハウス風の内装も落ち着くし、お代わり自由、というのが素敵です(お代わりok=長居してよい、という安心感も)。
店内では、本など読みながら隣の席に耳ダンボにすると社会見学になります。
ビストロスマップみたいな格好(襟にはミドリのスカーフ)のおじさんは、最近見つけた孤高の人で、オールバックがイッセー尾形にそっくり。がに股の足先でカウンターのスツールを左右に振るたび、シェフ帽もくるくる。遠い目でタバコを吸う姿に、「女房子どもと離れて暮しているのでは?」とか、ひとりの部屋でドーナツ蛍光灯を消す様子まで想像してしまう(失礼ながら、つい)。で、気になるのが彼の足元。赤いラインの入った、目のさめるようなスカイブルーのスニーカー(puma社製か?)が、似合っているのかちぐはぐなのか、いったい誰が買ったのか?(別れて暮らす娘からのプレゼントか、再婚予定相手の息子?などなど・・失礼ながら、でも、つい)
タバコをもみけし風を切って店をでてゆく、しぶい、と、しょぼい、を兼ね備えた彼を、次回もミスドでぜひ、視聴したいと思います。
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