せ・・・セーフ。
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はす向かいの家の取り壊しがはじまったようで、今朝は地響きで起きました。ドリルの音と振動が下から上からきます。最初、地震かと思ったんですが、むしろ、プロレスの技をかけられたときのマットのように、どん、どどん、と床がわななきます。
このあいだ観た、ミッキーローク主演の『レスラー』。ホコリっぽさやほのかな黴臭さ、生臭いにおい、布団の湿気などがしっかり伝わってきそうな映画でした。かつての、華奢でセクシーな二枚目と騒がれた頃のミッキーロークの面影はまったくないのに、穴があいて綿がのぞいているダウンベストの背中の厚みがカッコよくて、なんだか後姿に(レスラーと役者本人両方の)人生そのものとプライドがつまっているようで・・・ファンにサービスする姿や、同業の仲間と話す態度、リング上の動きなど一挙一動から目が離せず、そういえば、子どもの頃に憧れた大人ってこんなひとだったよな・・とぼんやり思い出したりして。現に映画でも、近所の子供たちが世間から(一部のファンを除いて)見放されたような彼を慕いまとわりつき、時にあわれみを感じつつ気遣う様子がうかがえました。
レイモンド・ブリッグズの絵本『さむがりやのサンタ』のおじさん(出勤までの自宅での様子や煙突に文句を言ったり配達先で洋酒を飲んだりする)や『じゃりんこチエ』のテツのような、かつて親しみを覚えた大人に、老いてなお黙々と身体を鍛えて試合に挑み、静かにトレーラーハウスで暮らし、スーパーでのバイトに励むレスラーの姿はどこか似ていました。あ~・・生きるってのは、年をとるっていうのはこういうことか・・と両手をグーにして見入ってしまいました。
映画好きの蛭子能収さんも、その『レスラー』をご自身のブログで星4つ(かぎりなく5に近い)の好評価。そのエビスさん、ブログで見るとご自宅はおしゃれな洋風のインテリアで統一されているようで・・・雑誌から抜け出たような空間で肌着姿のエビスさんがうつろな顔でガリガリ君を食べているんです・・。意外なとり合わせなんですが、その、つるぴかの部屋に5本指ソックスのエビスさん(フローリングにペタンと座っている・・)、という暮らしぶり自体がマンガみたいで面白いです。
*本日の4コマに登場する漫画家・中田シローは仮名ですが・・すみません。
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毎日毎日レース、リボン、ハート、水玉、花柄・・・仕事で、女の子向けのかわいい雑貨の資料を見たり、そのようなデザインを作ることも多いせいか・・・かわいいもの全般に胸焼けをおぼえています。
雑貨屋めぐりとかわが家のお気に入りコーナーづくりとか、乙女旅とかカフェでまったり・・・とか、そういう世界からはもう、自分がかけ離れた場所に来てしまったのかもしれません。
今、「虫コナーズ」という虫除けグッズのCMソングが好きでして、ぶ~らぶら~させてぶらさげて~・・という、かつてのアイドルユニットWinkを彷彿とさせるおばさんの踊りと歌が絶妙ですが、実家で口ずさむと姉が一緒に踊ってくれました。なんか、姉にもおばちゃん(タレントさんでしょうが)の姿にもホッとします。
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近所の定食屋さんが評判を呼んで、最近ネットの口コミランキングなどにも載っているそうで、店のおかみさんによると、東京から食通(B級グルメ)の業界人(芸能関係者)がわざわざ地図をたよりにやってきたこともあるようです。
そのお店、電波状況が悪いらしく、最大限のばしたアンテナにかろうじて入る局のムード歌謡特集とかエクササイズ(ワンツーワンツー、アップ、アップのようなかけ声)のラジオ番組がいつもかかっているのが「ふふっ」なところで、料理はどれもおいしいにはおいしいけど、わざわざ遠方からやってくるほど特別な何かがあるんだろうか・・・と。
数年前に買った、小坂俊史さんと重野なおきさん両名による4コマ&短編漫画集『ふたりごと自由帳』(芳文社)の中に、小坂さんの「女子旅に出る♯1」という、わずか4ページの話があります。その女性は、はじめての土地(他県も)へぷらっと行っては、小さな買い物をしたり、マックで本を読んだりと、知らぬ町での「日常を仮体験」して帰ってくるのです。現地の書店で買うのはいつも中勘助の『銀の匙』。もう29冊も、同じ背表紙が彼女の部屋には並んでいます。「安心するんだよ いろんな場所で普通の生活をしてみると 私はどこへ行ってもやっていけるような気がしてさ」と彼女。なんとなく、この話がわたしは好きでして。
見知らぬ町といっても、マクドナルドと書店が駅からそう遠くない場所にある・・となると、どの県でも、案外違いはないのかもしれません。どの町も、駅前に違法駐輪のシールを貼られた自転車が並んでいてサラ金や美容室のティッシュを配っていて・・・・わたしの暮す町もそんなひとつでしょう、マックじゃなくてロッテリアしかないけど。だから、小坂さんのマンガの女子旅のように、遠方からうちの近所の「結構普通の定食屋さん」にわざわざ来るひとがいても不思議ではないのかもしれません。
ちなみに、本日の4コマの、おじさんについて話していた地元中学生か高校生だかは、同じテンションで、その後「地デジカ」の話題をしていました。
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裏の犬はいったい何を主張したいのやら。毎日まいにち、天下をとったような吠えっぷりに、うらやましくなるほどです。
わたしなんて、大声を出すこともなく、せいぜいアナウンサーの鼻にかかった声やコメンテーターのとってつけたような物言いにケチをつける程度なのに・・・。
今、朝日新聞で連載中の『悩みのるつぼ』という人生相談の、車谷長吉さんの回答が面白いです。面白い・・といっても叱られているような気になる文章なんですが、車谷さんの言葉には「どすっ」と突き刺さるような鈍い痛みに似た衝撃があります。
就職難や禁断の恋など、「お悩み」はだいたいよくある(それとなく共感できる範疇の)内容なのですが、それに対し、「不運を嘆くというのは虫のいい考えです。考えが甘いのです。覚悟がないのです。この世の苦みを知ったところから真の人生は始まるのです」と返す車谷さん。「私は己の幸福の上にふんぞり返って生きている人を、たくさん知っています。そういう人を羨ましいと思ったことは一度もありません。己の不運を知る事はありがたいことです」とも。蓄膿症を抱えて生きる自身と弟さんの半生や、人妻との関係など、ひけらかすでもなく淡々と書き、「読み物」として引き込まれて「続き」が読みたいほど。
さて、そろそろ犬が吠える時間が近付いてきたのに、今日は静かです。それはそれで、ちょっと物足りないような・・・
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おたまじゃくしや小魚が空から降ってきた、という謎がここ数日、話題になっているようですが・・・・「この件は、原因を追究しないで謎を残したままの方がロマンチックでいいですね」とテレビで発言するコメンテーターやキャスターさんが多いように思います。
わたしにとって、一ヶ月半ほど前から謎なのが、右足の甲の「熱」です。ある日、ソニープラザで雑貨を見ていたら突然、右足の甲に「じわ~」っと、そこだけ発熱しているような違和感をおぼえたのが最初で、以来、ほぼ毎日のように、じわじわ~・・とカイロを貼ったように一箇所だけが熱い「気がする」(触ると、皮膚表面はさほど熱くない・・)という現象が頻発。右足に何者かが何かのメッセージを送ってきているのか?目に見えない何者かがその部分を触っているのか?と考えたりもしますが・・・
そう思っていたら、ここ一週間ほど、左足にも異変が・・・。座っていて振動を感じたので、「メールが来たのかな」と床に置いた携帯を開けてみると勘違い。それでも床の振動(マナーモードのような)を感知するたびに同じことを繰り返し・・・昨日、その振動が左足から発生しているのに気づきました。まぁ、どちらも「気のせい」で話が終わるレベルなんでしょうが・・不思議。
ところで謎を知りたいといえば、海外のマジシャンで、ハンバーガーショップのメニュー看板からハンバーガーを取り出して食べて、それをまた看板に戻すというマジックをする方がおられますが、あの仕掛けは一体どうなっているのか、死ぬ間際でいいのでこっそり教えて欲しいです。
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楽天の中村紀の不調が続いている様子です。乗り越えて欲しい。わたしも、ここ半月ほど、思わく通りにならないことが多々あり眉間のしわが深くなる一方なので、ノリへの期待と絶望と祈りに近い思いが入り混じってしまうんでしょうが・・・
近ごろ気に入っている小田扉さんの『団地ともお』。思い通りにことが運ばず、くよくよ、イライラ、うじうじする小学生(単身赴任中の父親と遊ぶ予定だった日に仕事の都合でキャンセルされたり、新しい自転車が届くことを友人に自慢していたら足を怪我したり、塾を増やすと一緒に遊べなくなる・・と悩んでいることに当の友人らは無関心で、足を捻挫していることにも誰も気づいてくれない・・・など)や、同じく思い通りにコトが運ばない大人たちの結構深刻な事情や孤独、葛藤が描かれているのに、なんかおかしくて外で読んでいても顔がにやけるのをおさえられません。
そういえば、子ども時代はいつも疎外感を覚えたりなにかあるとすぐ拗ねていたもんです。大人になった今、疎外感は自意識過剰から来るもので、思い通りにならないのは図々しい期待をする自分が甘いのだと分かるだけに、自己嫌悪に陥るのが関の山ですが、ともおたちは拗ねてお腹すかして寝て忘れる・・というパターンで日々たくましく暮している様子。病気や死、老い、家庭不和もごく当たりまえに存在するという描き方で、なんかじわじわと「日常力」のようなものを感じます。ユンケルみたいな栄養ドリンクの即効性ではなく、養命酒や生姜番茶を毎日飲み続けるような効き目というか・・・じわじわ、ぽかぽか。
いましろたかしさんのエッセイの帯にある「死ぬまで生きる。それしかない」という文字も、毎日眺めているところです。というのは畳の上に置きっぱなしで目に入るというだけなんですけど。
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時間帯にもよりますが、新幹線が動き出してしばらくすると、カチャ、カチャ、と缶ビールのプルトップを上げる音があちこちから聞こえるのが結構好きです。
午後の便だと、ほとんどの乗客が寝ているらしく、名古屋までの間、無風空間のように静かになり、頭や足が通路にはみだすひとがいたり、乗車3~4回に一度くらいの割合で乳児・幼児が前後付近の席にいて、うぎゃ~と泣き出したり、席に立ってこちらをじ~っと見たりしていますが、いずれも新幹線車内の恒例風景かと。
車内販売のワゴンを押す女性の、ストッキングの厚みが統一されているのか、ふくらはぎのあたりで白く透けているのを、いつもチラッと見てしまいます。葬式で着用するものよりは分厚いんですが、タイツよりは薄いようで・・・
コーヒーを注文しているひとを見て、いつもちょっとうらやましくなります。
あとは富士山や野立て看板。ビール工場。ひかりに乗っているからこそゆっくり堪能できる景色を各ポイントでスタンプラリーのように楽しんでいます。
一回一万円強かかる乗車ですから、寝ててしまってはもったいない。と思いつつまた気づいたらうとうと・・・
そんなこんなで、あと数日でまた関東に戻ります。4コマはまた来週にでも。
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