ひさしぶりに・・・
映画『 20世紀少年』第一章の特別テレビ版を見て、いましろたかしさんのマンガ『デメキング』(完結版)を思い出して寝る前に読んだら、夢に怪獣が出てきてしんどかったです。でも、浦沢直樹さんによるあとがきにあるように、20世紀少年の世界にこの作品のなにかがつながっているような。わたしが特に好きなのは、何も起こらない最初の4章くらいまでと、少年探険団が宝探しをする7章。書き下ろし完結シーン2ページの是非はともかく、あれで余韻が深まるような・・・
いましろさんの『グチ文学・気に病む』というエッセイも、元気のないときに読んで「ああ、ここに自分よりもっとテンションの低いひとがいる・・」と、ほっとするのを通り越して胸が痛くなるほど。見出しだけでも、「やる気もないのに」とか、「へこむ」「正月は間が持たない」など、エッセイ向けにとり繕わない文体に救われる、いましろワールド満開。
それにしても、20世紀少年の原作は途中まで読んで、意味が分からなくなってきて挫折したので、最後まで読んだ人を見つけて教えてもらおうと思うものの、周辺にも自分と似たような挫折組ばかり。「ともだち」の正体だけは聞いたんですが、それが「ひとりじゃない」というのか、入り組んだ過去の出来事と記憶の齟齬がポイントになっているらしく・・やはりちゃんと読まなきゃ分からないようになっているのかなと思ったら、最終回を読んでも謎が深まるようで・・やはり『デメキング』状態で後を引くおいしさってやつでしょうか。
ともだち、と言えば、昔、「はないちもんめ」で、最後まで「あの子が欲しい」と指名されず、こちら側に自分ひとりだけになった過去を振り返るわたしに対して、「はないちもんめ」にそもそも誘われたこともない、という友人の返事を聞き、「どっちが切ないやろうねぇ」という話になりました。いずれにせよ、参加していても認識されない(影が薄いか不人気のどちらかの)子どもと、誘われなかった子どもが大人になり、友だちになれたのはよかったのかもしれません。
今日で一月も終わりですね。
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