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たいしたことはなにもなく。

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せっせと働いて仕事量を増やして収入が少し増えたと思ったら、一方でコツコツ節約して経費をおさえていたために、所得額(収入から経費や控除を差し引いた分)をもとに算出される税金や保険料がぐんとあがっていて、だったら去年のうちにパソコンを買えばよかったなぁなどと、しみじみしていると、テレビで『隣の晩ご飯』がはじまりました。ヨネスケさんが見知らぬ町でアポをとらずにお宅訪問をして、晩ご飯(出来合いのお惣菜でも、買って来たお弁当でも)と家族の暮らしを取材する姿は、いつもわたしに緊張と緩和をもたらします。放映されているご家庭の多くが「やだぁ、来ないでよぉ。ダメだめぇ〜」と大騒ぎになるので、時には本気で追い返されることもあるはずですが、ヨネスケさんは迷うことなくずいずいと室内にあがりこんで、ひょうひょうとあのコーナーを続けておられます。多くの家庭が雑然とした室内や普段着姿のまま、最終的には取材を受け入れているおおらかさがなんともいい具合ですが、毎回、1軒目訪問のときには見ていてハラハラ、ヨネスケさんの背後霊になったカメラ目線でお宅に入り込むので臨場感がものすごくあります。ヨネスケさんがすごいのは、とくに、小さな子どもさんや思春期の学生さんに対して大袈裟すぎず、何気ないやりとりで相手の言葉を引き出すところ。「あらー、おたく、デザイナーなの?なに、税金がどうの、経費がどうのと、うじうじしているのぉ?そんなスケールの小さいことで悩みなさんなよ、人生そんなもんよ」とかなんとか、ヨネスケさんの声を勝手に想像して、それにぽかーんとしている自分を想像すると、ちょっとおかしいです。

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コメント

うまい文章だと思いました。
誰にでもある税金の悩みと後悔(案外、落ち込むというより仰天する)から、早く立ち直ろうとするのも人情。なんとなく見ていたヨネスケさんの番組の描写があり、そのガサツさ傍若無人振りを逆手にとって、自分の落ち込みを笑おうとしている。
税金の金額が多い悩みは、他人と共に笑い合えない種類のものだ。自慢に取られるか、ケチに思われる。
このブログの文章や絵は、ちょっとしたことで自分を笑おうとしている気がしてましたが、今回は出色の出来だと思います。
防御しきれず侵入してくるものや、不意に内面を犯すような題材が肝要かと思います。

投稿 | 2008年7月19日 (土) 04時31分

珍しくテンション高い?はにほさんの、オチに大受けしてしまった。なにかの雑誌にあったのだけど、ヨネスケさんでも門前払いを食うことあるそうで(もちろん放映はされないけど)、高級住宅街ほどNGが多いそうです・・。

投稿 | 2008年7月20日 (日) 05時21分

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