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またまた昭和ノスタルジィ④

Ibutu4 以前、劇団本谷有希子公演『遍路』を観に行って、面白かったのは、女優になろうと上京して劇団に入った女性が、八年ほど経ってその夢を諦めて実家に帰ろうとするものの、「サティで福袋を買ってくる」程度で盛り上がっている従姉妹らに納得がいかず、『エンタの神様』で大爆笑している親戚たちにイラつくところでした(記憶で書いたので正確なじゃないと思いますが)

その本谷さんが雑誌のインタビューで話しておられたのが、小学生時代からの自分のキャラ変遷。集団の中でやり過ごすための居場所確保というか、思春期特有の自意識との格闘というか、キャラの違いで周囲や自分の立ち位置がどう変わるかの実験というか・・~時代、~時代、と客観的に振り返る態度がなんとも痛快でした。そこまで意識的でないにせよ、まぁ誰しも相手や場所によってキャラが変わる(変えようとする)ものなのかもしれません。わたしの場合、初期設定では、教室で手の甲ばかりを見ているようなおとなしい子どもでした。右手の合谷(ごうこく)というツボの位置と左手小指の付け根から数センチ下にあるホクロが友だち(正確には手の甲に飼っているペットのような感覚です)という記憶です。先日ふと、そのホクロが随分影が薄い存在になっているのに気付きました。色素が抜けたのと手が大きくなったこともあるのでしょうが、確かに孤独なときの「頼みの綱」だったホクロに違いなく・・・。一貫性のないわたしの過去と今を結ぶ証拠物件として、現代遺物に登録します。

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