紳士と爺様2。
昨日の続きですが、わたしは『風と共に去りぬ』のアシュレやレットバトラー、そして『キャンディキャンディ』のアンソニーやテリーらを見て、優男も、強引な男も、どっちもやだなぁと自己確認したのでした。
二作品に登場する男性陣のうち、もっとも好ましく思ったのは、キャンディの最後の相手、アルバートさんというヒゲのおじさん。他の男性陣と違って、キャンディに恋愛関係を迫らず、遠くから見守って支える紳士です。そこから、わたしの中で紳士=迫って来ない=あしながおじさん、という認識になったのであります。
ところで先日、ツィードのスーツ姿の背筋がぴっと伸びた、快活な紳士にお会いしました。おーっ、あしながおじさんだ!と興奮したのですが、よく考えると、かの、本家の小説「あしながおじさん」というのは、脚が長いこと自体、主人公の少女の思い込み(伸びた影を見ただけ)だったはず・・。で、気付いたのです。目の前にいるその人は、昔のテレビアニメ、例えば名作劇場シリーズに出てくるおじいさんや老紳士に似ているんだと。たしかに、フランダースの犬やハイジなど、当時のアニメにはいつも子どものそばに優しいおじいさんがいたのでした(いえ、今だって、ちびまる子ちゃんのそばにはおじいさんがいますよねぇ・・・)。
うーん。わたしの「紳士」イメージって、男性としての好み云々というより、アニメで馴染み深い存在の「おじいさん」だったようです。
もうひとつ、子ども時代から理想の男性像だったのが俳優の故・志村喬さんや笠智衆さんなどでした。でも、今にして思えばこちらも、まんが日本昔話あたりの「花咲か爺さん=優しい」というイメージの賜物だったような気がしてなりません。
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